吉兆堂 代表ご挨拶(ミュラー)

皆様には平素より御高配を賜り、誠にありがとうございます。


吉兆堂の四代目 ミュラー・アレックスと申します。

吉兆堂は母方の会社でして、私の父がスイス人のため、このようなコンビネーションになっております。


私が四代目として祖母から引き継いだ際に始めたCBD事業も、今年で四年目を迎えます。

当然のことながら、私一人で始めたわけではなく、様々な方々のお力添えがあって始動したプロジェクトです。

オーストラリアのPierre、香港のDavid、カリブのGlenn、アメリカのChrisとTimをはじめとする方々が蒔いてくださったきっかけを今でも大切にしています。


日本では様々な規制やマインドセットがあるため、当初想定したよりも動きはゆっくりですが、お問い合わせやOEM製造のご依頼は着実に増えてきております。

CBDに対して、当初は「体感」を求める声が特に多かったのですが、CBDの認知も徐々に広まり、最近では、一般の企業様からもお声が掛かるようになって参りました。

もちろんこれは、弊社の法規遵守の姿勢が大手企業様に評価されたことも一因かと存じますが、CBDが、現代社会が抱えている鬱蒼とした雰囲気を和らげてくれるのではないか、といった期待感の高まりもあるように思います。2021年以降、CBD市場拡大の予感に胸を高鳴らせております。


今年で創業98年目を迎える吉兆堂ですが、初代清平さんとキミさん(私の曽祖父母にあたる)の時代は、

匂い袋を縫ったり、防虫剤を袋に詰めたり、石鹸の製造に携わったりと、当時から取り組み内容は多岐にわたりましたが、後から聞くところによると、それはそれは波乱万丈な日々だったようです。


私の祖父 克巳(二代目)と祖母 亀代子(三代目)の代に入ってからは、事業も好調で、共に働く社員も次第に増えてゆき、多い時には35人ほどいたそうです。その頃の主な事業は、防虫剤の製造に移り変わり、こちらは今現在まで、数十年に渡って続く、非常に思い入れの深い事業でございます。昭和30年代〜60年頃までは隆盛を極めていたようで、当時一番の売れ筋だった防虫剤の商品名「ヒナタ」にちなんで、「ヒナターズ」というチームを作って野球をしたり、音楽グループを作ったり、春と秋には、社員慰安会をするのが恒例だったそうです。軌道に乗るまでは、苦労も多かったと思いますが、私の祖母は、今でも、時折当時を振り返っては、「楽しかった、嬉しかった」と、口にしております。


そんな輝かしい時を過ごしていた吉兆堂ですが、昭和の幕引きと共に、少しずつ陰りが見え隠れし始め、事業の勢いも鈍化。一時は35人もいた従業員が一人、また一人と辞めてゆき、また、不幸にも後継者に恵まれず、ついには、祖母だけになり、それ以降、たった一人で会社を切り盛りし、歴史を繋いでくれました。そんな姿を幼い頃から直近で見てきた私は、祖母が人生をかけて守ってきた吉兆堂の歴史を決して絶やしてはならない、との強い使命感を覚え、2017年に四代目として大事なバトンを受け取りました。

今は役員を含めても7人足らずの小さな組織ですが、ものづくりの精神、R&Dの精神、創業者・先代の精神を受け継ぎ、再び錦を飾るのが私の最大の役目だと心得ております。


CBDに関しては、日本国内では6月に規制が入るといった噂や、アメリカにおける規制緩和の話も出てきており、混沌さは増す一方で、ますます情報が勝敗を左右する局面に差し掛かっています。

茎抽出製造があり得ないような、海外市場向け製品の輸入をはじめとする、いわゆる【グレーなCBD商品】は徹底的に排除されるべきでしょうが、私がヒアリングしたところによると、弊社に影響のあるような規制はないと確信しております。


お客様に対しては透明性を持って、また、時には、私共もお客様からお勉強させていただきながら、吉兆堂を支えていただいている全ての方に心から感謝し、100年の節目を迎えられるように日々精進して参ります!



株式会社吉兆堂 KITCHODO Co., Ltd.

代表取締役 ミュラー・アレックス

contact@kitchodo.com

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